赤アザ（単純性血管腫・イチゴ状血管腫）
赤ら顔（酒さ・毛細血管拡張症）

赤アザ（単純性血管腫・イチゴ状血管腫）

血液中に存在する赤血球のために赤く見える「アザ」を「赤アザ」といい、医学用語では血管腫と呼ばれています。
代表的な赤アザは、生まれつき存在する平らな単純性血管腫と、生後まもなく生じ、1歳頃まで急激に大きくなり、その後徐々に小さくなるイチゴ状血管腫です。

単純性血管腫

単純性血管腫はポートワイン母斑と呼ばれる生まれた時に存在する平らな赤アザです。自然に消えることはありませんので、レーザー治療の必要があります。顔や頭に生じたものは成人になると盛り上がってくることがあるので、盛り上がる前にレーザー治療を行うべきです。

イチゴ状血管腫

イチゴ状血管腫は生後2～3週間、遅くとも3ヵ月以内に発生し、1～2週間で急速に大きくなって盛り上がる血管腫です。その後6ヵ月から1年で最大に達しますが、その後全例が主に中央部より徐々に縮小し、ほとんどわからなくなります。しかい一部ですが、小さく、小さくなっても皮膚の表面に細かい血管が浮き出たり（毛細血管拡張）、ぶよぶよしたたるみ、皮膚萎縮や瘢痕を残すことがあります。
イチゴ状血管腫は自然消退傾向があるため、必ずしもレーザー治療が必要というわけではありませんが、自然消退後にすべての病変が健常な皮膚に戻るわけではなく、4割程度は退縮後も萎縮性瘢痕や瘢痕、毛細血管拡張が残るため、当院ではレーザー治療を推奨しております。

赤ら顔（酒さ・毛細血管拡張症）

皮膚の浅いところの毛細血管の拡張で、主に顔の頬部や鼻先・鼻翼部とその周囲や、首、下肢に多くみられます。治療はレーザー治療になります。

また、赤ら顔の代表的な病気としては、酒さがあります。

赤アザ（単純性血管腫・イチゴ状血管腫）・赤ら顔（酒さ・毛細血管拡張症）の治療

赤アザ（単純性血管腫）・赤ら顔（酒さ・毛細血管拡張症）は自然に治ることはありません。治療はレーザー治療が最も効果的です。イチゴ状血管腫は自然消退傾向があるため、必ずしもレーザー治療が必要というわけではないが、自然消退後にすべての病変が健常な皮膚に戻るわけではなく、4割程度は退縮後も萎縮性瘢痕や瘢痕、毛細血管拡張が残るため、当院ではレーザー治療を推奨しております。当院では色素レーザー（Vビーム）による保険診療にて治療を行っておりますので、安心で受診してください。
名取市内はもちろん、仙台市太白区、仙台市青葉区、仙台市宮城野区、仙台市泉区、岩沼市、富谷市、柴田町、亘理町の方はお近くですので、お気軽に当クリニックにご相談ください。予約システムもございますので、どうぞご利用ください。