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アレルギー科

当院のアレルギー科診療について

アレルギー疾患は、様々な診療科の病気が合併することが特徴です。例えば、皮膚科の病気であるアトピー性皮膚炎に耳鼻科の病気であるアレルギー性鼻炎(花粉症など)、内科の病気である喘息が合併することはよくございます。特にスギ花粉の季節には、耳鼻科の病気であるアレルギー性鼻炎(花粉症)に眼科の病気であるアレルギー性結膜炎が合併するのは皆さまもご存知なことと思います。
近年はアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎(花粉症など)、喘息、アレルギー性結膜炎などのアレルギー疾患の増加に伴い、診療科の垣根を超えて横断的に診断、治療を行うアレルギー専門医の必要性が高まっております。残念ながらアレルギー疾患の専門家であるアレルギー専門医はまだ少なく、名取市内には私1名しかいない状況です(2021年1月時点)。
私は開業後も東北医科薬科大学病院の臨床講師としてアレルギーセンターの一員でもありますので、お気軽にアレルギー全般についてご相談ください。名取市内の方はもちろん、仙台市太白区、仙台市青葉区、仙台市宮城野区、仙台市泉区、岩沼市などは近くですので、お気軽に当クリニックにお越しいただければ幸いです。

主な症状

  • くしゃみ、鼻水、鼻づまり
  • 目のかゆみ、充血、腫れ
  • 喉のイガイガ、下痢、熱
  • 皮膚のかゆみ、肌荒れ、じんましん、湿疹、 かゆみなどの皮膚症状
  • 咳、呼吸困難などの呼吸器症状
  • 口の中の腫れや違和感などの粘膜症状
  • 血圧低下や意識がもうろうとするなどの 全身症状(アナフィラキシーショック)

当クリニックで扱っているアレルギー疾患

アトピー性皮膚炎

日本皮膚科学会 アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2018には「アトピー性皮膚炎は、増悪と軽快を繰り返すそう痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー素因を持つ」と定義されています。
アトピー素因とは、家族歴・既往歴(気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎のうちいずれか、あるいは複数の疾患)、またはIgE抗体を産生しやすい素因、のことを言います。
アトピー性皮膚炎はアトピー素因と環境刺激因子が関連し合って発症することが多く、環境刺激因子は個々の患者さまによって異なります。一般的には小児期前半では、食物、発汗、物理的刺激(かきむしること、も含む)、環境因子、細菌・真菌など、小児期後半から成人期では、環境因子、発汗、物理的刺激(かきむしること、も含む)、細菌・真菌、接触抗原、ストレスなどが挙げられます。実際には一つと限らず複数が関連していることも多く、特定が難しいケースもございます。仮に特定できても除くことが難しいことも珍しくありません。
完治が難しい病気のため継続的通院が重要です。特に新生児、乳幼児、小児期では、コントロールが不十分で皮膚の状態が悪いと、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、喘息、アレルギー性鼻炎など様々な病気が年齢とともに発症していくことが知られておりますので(アレルギーマーチ)、信頼できる医療機関への通院は非常に大切なことです。
食物アレルギーがあったとしても、極端な食事制限を強いること、望ましくありません。正しい原因アレルゲン診断に基づく「食べること」を目指した必要最小限の食品除去が基本となります。ある食べ物にアレルギーがあっても皮膚炎などのアレルギー症状が出ない範囲で少量食べ続けることによりアレルギーが克服できることが知られております。完全に食べない食事制限は最終手段となります。また、正しい原因アレルゲン診断も本来は採血でするものではなく、入院の上食物負荷試験(原因と疑われる食べ物を少量ずつ食べて実際にアレルギー症状が出るか調べる検査)を行う必要がございます。採血のみであれもこれも食べないように言われたら注意しましょう。
治療の基本は、保湿剤やステロイド外用薬などの外用療法が基本になります。近年はIL-4とIL-13という物質の働きを抑え、皮膚の炎症を抑える新しい治療薬であるデュピクセント®(デュピルマブ)が登場し、重症な患者様も劇的に症状が改善するようになってきました。
名取市内の方はもちろん、仙台市太白区、仙台市青葉区、仙台市宮城野区、仙台市泉区、岩沼市などはお近くですので、お悩みの方は是非ご相談ください。

蕁麻疹

突然、体のあちこちにかゆみを伴う少し盛り上がった赤い斑点が発生します。数時間から24時間以内に消えますが、また体のあちこちに発生するため、ずっと赤いと誤解することがあります。
蕁麻疹には、特発性、アレルギー性、物理性など様々なタイプがございますが、最も多いのは特発性蕁麻疹で、発症後1ヵ月以内のものを急性蕁麻疹、1ヵ月以上経過したものを慢性蕁麻疹といいます。感染、食物、広い、ストレスなど様々な要因が重なって発症するといわれており、食べ物が原因と思われて受診される方が多いのですが、原因はほとんどの場合特定できません。近年、慢性蕁麻疹の半数は自己免疫性であることがわかってきております。
治療は抗ヒスタミン薬の飲み薬になります。重症例では、抗ヒスタミン薬の飲む量を倍にしたり、2剤を併用したりいたします。それでも症状が抑えられない場合は、IgE抗体と肥満細胞の結合を阻害することによりアレルギーの原因となるヒスタミンなどの化学物質の放出を抑制するゾレア®(オマリズマブ)の皮下注射により治療します。

接触性皮膚炎

いわゆる「かぶれ」のことです。
水仕事などで皮膚が荒れる刺激性接触皮膚炎とうるしかぶれなどアレルギー機序で生じるアレルギー性接触皮膚炎があります。最近、マスク着用やアルコール消毒によるかぶれ(刺激性接触皮膚炎)が増加しております。
原因特定には、原因として疑っている物質を実際に皮膚に貼り、皮膚炎がおきるかどうか調べる検査を行います(パッチテスト)。検査日より2日後、3日後、1週間後(結果説明日)にも受診する必要があり、検査日より2日後の再来日まではシャワー浴はできません。

アレルギー性鼻炎

わが国でアレルギー性鼻炎全体の有病率は増加を続け、現在では50%を超えており国民病と言えるでしょう。
最大の要因である、スギ花粉症の有病率は40%近くまで増加しております。スギ花粉が飛散する季節(2月から4月)は点鼻薬や飲み薬で治療をしても症状を抑えられないことも珍しくございません。
当クリニックはスギ花粉に対してアレルゲン免疫療法を実施しております。シダキュア®というスギ花粉を原料としたエキスを少量から服用することによって体を慣らし、スギ花粉に対して免疫を高めます。運転手さんなどお仕事の関係で抗ヒスタミン薬を飲めない方や眠気のため抗ヒスタミン薬を飲まない方も、シダキュア®舌下投与によるアレルゲン免疫療法で症状の改善が期待できます。
名取市内の方はもちろん、仙台市太白区、仙台市青葉区、仙台市宮城野区、仙台市泉区、岩沼市などはお近くですので、お悩みの方は是非ご相談ください。

シダキュア®舌下投与によるアレルゲン免疫療法の実際の流れ

  1. 1. 初診日

    採血し、スギ花粉症の検査をします。

  2. 2. 初回投与日

    採血の結果が出た後になるので、初診日から1週間以降後になります。また、治療開始時期はスギ花粉が飛散していない時期になるため、6~12月になります。
    初回投与は、クリニックで医師の指導のもとに、ご自身でお薬を投与していただきます。
    投与した後は30分間、経過を見るために待合室で、お待ちいただきます。

  3. 3. 定期処方

    1日1回、3~5年間継続して服用します。
    経過観察とお薬の処方のために、月1回クリニックに通院していただきます。

注意事項

  • ・ 対象年齢 12歳以上(当クリニックの場合)
  • ・ 服用後、2時間は激しい運動、アルコール摂取、入浴などは避けてください。
  • ・ 主な副作用
    ほとんどは軽症で、一時的なものです。代表的なものは下記になります。
    各種アレルギー症状(口が腫れる、のどの刺激感や不快感、耳のかゆみなど)、アナフィラキシーショックなど

アレルギー性結膜炎

季節性に症状が出るものを季節性アレルギー性結膜炎、一年中症状が出るものを通年性アレルギー性結膜炎と言います。季節性アレルギー性結膜炎のうち、花粉によって起きるものは花粉性結膜炎とも言います。
治療は抗アレルギー薬や副腎皮質ステロイドの点眼液が第一選択です。スギ花粉による花粉性結膜炎の場合、前述のシダキュア®舌下投与によるアレルゲン免疫療法で症状が改善が期待できます。名取市内の方はもちろん、仙台市太白区、仙台市青葉区、仙台市宮城野区、仙台市泉区、岩沼市などはお近くですので、お悩みの方は是非ご相談ください。

気管支喘息

喘息は、呼吸するときの空気の通り道(気道)が、アレルギーなど炎症によって敏感になり、けいれんを起こしてせまくなることで起こります。
喘息の症状は、空咳、のどが「ゼーゼー、ヒューヒュー」という喘鳴、発作性の激しい咳、痰、呼吸困難、胸の痛み、動悸、息切れ、背中のはり、などがあります。 慢性疾患であり、定期的な通院が望ましいです。ステロイド吸入薬を中心とした治療となります。症状が重篤な場合や風邪などにより一時的に悪化した場合には、従来はステロイドの内服や点滴で治療しておりましたが、近年はIL-4とIL-13という物質の働きを抑え、気道の炎症を抑える新しい治療薬であるデュピクセント®(デュピルマブ)が登場し、劇的に症状が改善するようになってきました。他にもIgE抗体と肥満細胞の結合を阻害することによりアレルギーの原因となるヒスタミンなどの化学物質の放出を抑制するゾレア®(オマリズマブ)も、重症例の症状改善が期待できます。

咳喘息

喘息の一種で、喘鳴や呼吸困難を伴わず、慢性的なせきが症状です。ステロイド吸入薬を中心とした治療となります。

診療内容

  • 皮膚科

    皮膚科

    赤ちゃんからご高齢の方まで、湿疹や水虫(足白癬)などの内科的な皮膚疾患、皮膚腫瘍などの外科的な皮膚疾患、病理検査などの基礎医学的な皮膚科領域、すべてに対応しております。

  • 内科

    内科

    どんな症状や病気でも、地域のホームドクターとして気軽にご相談ください。言葉で伝えにくい体の不調や苦しさ、気持ちを理解できるよう寄り添った診療を目指しています。

  • アレルギー科

    アレルギー科

    アレルギー疾患は、様々な診療科の疾患が合併するのが特徴です。私は名取市で唯一のアレルギー専門医ですので(2021年1月現在)、お気軽にアレルギー全般についてご相談ください。

  • 下肢静脈瘤 日帰り手術

    下肢静脈瘤 日帰り手術

    宮城県(名取市、仙台市、岩沼市など)のクリニックで唯一下肢静脈瘤血管内焼灼術の日帰り手術をしております。下肢静脈瘤でお悩みの方は是非ご相談ください。

  • 皮膚 日帰り手術

    皮膚 日帰り手術

    頭のてっぺんから足のつま先まで、皮膚のできものでお悩みの方はお気軽にご相談ください。多くのできものは日帰り手術で取ることができます。

  • 巻き爪 日帰り手術

    巻き爪 日帰り手術

    巻き爪・陥入爪でお困りの方は、どの病院がいいのか、何科を受診すればいいのかわかりにくい現状であると思います。お困りの方は、お気軽に当クリニックにご相談ください。