15歳以上より診察
※かぜ症状の方は6歳以上より診察(検査希望なしの方は内科順番予約/検査希望の方は発熱外来でご予約ください)
当クリニックの内科診療について
近隣の名取市、岩沼市、仙台市太白区、仙台市青葉区の皆様には身近なクリニックとして受診の負担を減らしながら、サポートして参ります。 当クリニックには、採血迅速機器、エックス線、超音波機器、心電計などがありますので幅広い疾患に対応できます。
また、最先端の検査や治療が必要と判断した場合、近隣の医療機関と連携いたします。
内科だけでなく、皮膚科、アレルギー科、下肢静脈瘤・皮膚・巻き爪の日帰り手術も行っておりますので、複数の症状や悩みがある方には負担なく受診いただけます。気軽にご相談ください。
目次
- ○感染症
- かぜ症候群
- ○呼吸器疾患
- 気管支炎
- ○消化器疾患
- 逆流性食道炎、胃食道逆流症/急性、慢性胃炎/胃十二指腸潰瘍/脂肪肝/食中毒・胃腸炎
- ○循環器疾患
- 高血圧
- ○糖尿病・代謝疾患
- 糖尿病/脂質異常症/高脂血症/痛風/高尿酸血症
※糖尿病に対してインスリン治療は行っておりません。 - ○造血器疾患
- 鉄欠乏性貧血
- ○腎泌尿器疾患
- 膀胱炎/尿道炎
- ○注意点
目次に記載の疾患以外の内科疾患の診察は行っておりません。
自律神経失調症・不安神経症・心身症などの心療内科疾患・精神科疾患の診察は行っていません。
不明熱・原因不明のせき・胸痛などの精密検査も行っておりません発熱患者さまで検査希望(新型コロナウイルス抗原検査・インフルエンザ抗原検査)の方は発熱外来でご予約ください
新型コロナウイルス抗原検査・インフルエンザ抗原検査以外の感染症の検査は行っておりません。
発熱外来では原則かぜ症状のみが対象です。
胃腸炎症状で検査希望の方は15歳以上となります。
発熱外来は不明熱を精査する外来ではありませんので、ご注意ください。
感染症
<主な症状>
発熱(微熱~高熱など)、悪寒、ふるえ、下痢、腹痛、頭痛、関節痛、筋肉痛、咳、痰、鼻水、目の充血など
・かぜ症候群
鼻腔から咽頭・喉頭までの上気道で急性に炎症が起こるものの総称です。原因の80~90%はウイルスです。
悪化すると気管・気管支・肺にまで炎症が広がることもあります。
治療はウイルスの場合は安静、充分な水分と栄養摂取、対症療法です。細菌性やマイコプラズマなどのような場合は抗菌薬を使用することもあります。
呼吸器疾患
<主な症状>
咳、痰、血痰、息切れ、呼吸困難感、発熱など
例
気管支炎
消化器疾患
<主な症状>
腹痛、食欲低下、吐き気、嘔吐、胃もたれ、胸やけ、下痢、便秘など
・逆流性食道炎、胃食道逆流症
胃酸を含む胃の内容物が、食道へ逆流することで、胸やけや呑酸(酸っぱいものが上がってくる感じ)などの不快な症状を感じる病気です。胸の痛み、のどの違和感や慢性的に咳が続くこともあります。
日常生活の質(QOL)にさまざまに影響を及ぼすため適切な対処が必要です。
生活習慣の見直し(食べ過ぎや脂っこいものを避ける、就寝前3時間は食事しない、肥満是正など)、適切な薬を服用することで多くの患者さんは症状や食道炎が解消されます。・急性、慢性胃炎
急性胃炎は何らかの原因により急激に胃の粘膜に炎症を起こし、突然の痛みや吐き気などが起こる病気です。主な原因はストレス、刺激物の暴食、痛み止めの副作用、食中毒などがあげられます。治療はまず原因を取り除くことです。軽いものは胃にやさしいものを食べ安静で改善しますが、薬物治療や点滴が必要なこともあります。
慢性胃炎はヘリコバクターピロリ感染にともない、持続すると萎縮性胃炎に移行していきます。萎縮性胃炎は胃癌のリスクにもなります。・胃十二指腸潰瘍
・脂肪肝
痛みなどの自覚症状はなく、検診で指摘されることや発見時には進行していることが多い病気です。中性脂肪が肝臓に蓄積する病気で、アルコール性と非アルコール性があります。脂肪肝の中には肝臓の線維化がすすみ、慢性肝炎や肝硬変、肝臓がんへ進行する例もあります。原因はアルコール、脂質や糖質の過剰摂取です。食事療法、運動療法が基本になります。
・食中毒・胃腸炎
循環器疾患
<主な症状>
血圧が高い、動悸がする、脈の乱れ、脈が飛ぶ
・高血圧
高血圧とは、血圧の値が収縮期血圧/拡張期血圧のどちらか一方、または両方が 140/90mmHg 以上になる病気です。高血圧は日本人にもっとも多い病気で、国の健康調査では 約4300万人の患者さんがいると推測され、20歳以上の2人に1人が高血圧です。
そのうち診察を受けているのは約900万人だけで、高血圧でも放置している人、独自に生活習慣の修正をしている人、高血圧と気づいていない人もいらっしゃいます。また、高血圧診断基準に当てはまらなくても、メッタボリックシンドロームのように他の要因(腹部肥満、血圧高値、血糖高値、脂質異常)が重なり合って動脈硬化を進行させることもあるため注意が必要です。
自宅と病院だと血圧の値が違うという方も多くいらっしゃいます。血圧は様々な条件で変動します。白衣高血圧という、診察時のみ緊張で血圧が上がってしまう治療の必要のない方もいます。逆に仮面高血圧という、診察時は正常でも他の時間帯で血圧が高く、通常高血圧と合併症になりやすく治療が必要なものもあります。
診察室血圧と家庭血圧を上手に用いることで、正確な診断やよりよい治療効果が期待できます。
日本人の高血圧の主な原因は、食塩のとりすぎです。肥満、飲酒、運動不足も高血圧の原因です。高血圧は喫煙と並んで、最大の生活習慣病リスク要因の1つです。そのままにしておくと動脈硬化が進行し、脳卒中や認知症、心臓病、腎臓病など重大な病気になることがあります。もし高血圧が完全に予防できれば、年間10万人以上の人が死亡せずにすむと推計もされており、予防と適切な診断・治療が大切です。
高血圧の治療は生活習慣の改善と薬物療法です。
生活習慣のポイントには1,減塩 2,食物 3,減量 4,運動 5,節酒 6,禁煙があります。生活習慣を修正したうえで、その他のリスク因子と合わせて薬物療法の必要性を考えていきます。
高血圧の薬を一度飲みだすと一生飲み続けなければならないと考えている人も多くいらっしゃいます。確かに薬を飲めば原因が治るのではありませんので、薬をやめたら元に戻ってしまう可能性は高いです。ただし、生活習慣の改善により、薬が少なくなる、不要になるということは十分にあります。一方で生活習慣がまた悪くなれば戻ってしまうこともありますので、定期的なチェックが重要になります。宮城県では、厚生労働省による平成28年の国民健康・栄養調査において、肥満や食塩摂取量が全国平均よりも上回っています。
仙台市でも、メタボリックシンドローム該当者が全国に比べて高くなっています。平成28年仙台市国民健康保険の医療費状況でも高血圧性疾患や心筋梗塞、脳出血等を含む循環器系疾患の医療費 (16.1%)が最も多く、患者数も多くなっています。
平成29年度名取市国民健康保険加入者の特定健診の結果から、収縮期血圧140以上または拡張期血圧90以上(Ⅰ度高血圧以上)の方は1,079人(22.2%)と約4.5人に1人は高血圧となっていました(名取市ホームページ「元気なとり」減塩プロジェクト)。
名取市においては、名取市保健センターにおいて「元気なとり」減塩プロジェクトが行われていています。正しい知識を得て減塩に取り組んでいきましょう。
糖尿病・代謝疾患
・糖尿病
慢性的に血液中の血糖値が高いために、種々の合併症を引き起こす病気です。
高血糖が続くと血管が傷つき、糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経症などの合併症が起きます。また、急激な血糖値の上昇による糖尿病ケトアシドーシスや高血糖高浸透圧性昏睡などの急性合併症もあります。
厚生労働省より、2019年の「国民健康・栄養調査」の結果で「糖尿病が強く疑われる者」の割合は男性19.7%、女性10.8%と発表されています。 血糖値をさげるホルモンのインスリンを作る膵臓の障害によりおこる1型糖尿病と、膵臓の働きが弱まる、肥満などによりインスリンの効き目が悪くなるためにおこる2型糖尿病があります。
糖尿病の初期症状はほとんどありません。悪化すると、口喝(のどが渇く)、多飲(水分を多くとる)、多尿(トイレが近くなる)、疲れやすくなる、体重が減るといった症状がみられます。
血液検査で血糖値やHbA1c(過去1-2か月の平均血糖値を反映)を調べます。空腹時血糖値126㎎/dl以上、HbA1c6.5%以上、随時血糖値200㎎/dl以上、75g経口ブドウ糖負荷試験2時間値200㎎/dl以上などの検査結果を組み合わせて診断します。
治療は食事療法、運動療法を基本とし、薬物療法(血糖降下剤やインスリン注射)を行います。
食事療法は食品交換表を利用してバランスの良い食事をこころがけ、運動療法は有酸素運動がすすめられます。平成28年の仙台市国民健康保険では糖尿病や脂質異常症等を含む内分泌・栄養・代謝疾患の医療費(9.8%)となっており、高血圧、悪性腫瘍に次いでおおくなっています。
※糖尿病に対してインスリン治療は行っておりません。
・脂質異常症、高脂血症
血液中の脂質の代謝が正常ではない状態です。LDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)が高い、HDLコレステロール(いわゆる善玉コレステロール)が低い、中性脂肪が高い状態です。症状はありません。脂質が増えた状態が続くと動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などの深刻な病気を引き起こします。
原因は、過食、脂肪の多い食生活、運動不足、ストレス、遺伝的要素などがあります。
LDLコレステロールが高くなる食べ物としては飽和脂肪酸(脂肪の多い肉、卵、バター、チーズ、即席麺)などがあります。中性脂肪値が高くなる食べ物としては果物、甘いお菓子、お酒などがあります。その他、タバコを吸うとLDLコレステロール(善玉コレステロール)が低くなり、さらに運動不足は体内で消費されるエネルギーが減り脂質の代謝は悪くなります。
採血検査を行い、LDLコレステロールが140㎎/dl以上、HDLコレステロールが40㎎/dl未満、中性脂肪が150㎎/dl以上のいずれかを認めた場合診断されます。
治療は年齢と性別、高血圧や糖尿病の有無、喫煙の有無、家族の既往歴などから個別に目標値を設定し、まずは食事療法と運動療法を行います。必要に応じて薬物治療も併用していきます。・痛風、高尿酸血症
高尿酸血症とは、代謝で発生する老廃物である尿酸が増え過ぎている状態です。尿酸値が7mg/dl以上になると高尿酸血症と診断します。9mg/dl以上もしくは8mg/dl以上で合併症(腎障害・高血圧・糖尿病・肥満など)を伴うものについては治療を行い、尿酸値は6mg/dl以下にコントロールします。
高尿酸血症が続くと、関節や腎臓などで結晶となり沈着します。沈着した尿酸の結晶が痛風発作の原因となります。その他にも腎臓の尿酸結晶により腎臓病になったり、尿路結石ができたりと、さまざまな合併症が起こります。
治療は減量およびプリン体の多い食べ物を控える食事療法、薬物療法です。
また、高尿酸血症の治療を始めた後、尿酸値が変動している間は痛風発作が起きやすくなります。
痛風は多くの場合、足の親指の付け根の関節や足首の関節に激しい痛みや赤く腫れるなどの症状が現れます。発作時には患部を冷やし安静にします。痛み止めの種類によってはたくさん飲むと悪化させますので、早めに受診しましょう。
また、痛風患者さんの37%はメッタボリックシンドロームであり、その他の疾患がないかも検査する必要があります。プリン体を多く含む食品は、レバー類(210~320mg/100g)、白子(300mg/100g)、エビ・イワシ・カツオ(210~270mg/100g)。蒸留酒にはプリン体はあまり含まれず、醸造酒の方が多いです。通常のビールには1缶あたり12~25mg/350mLとなります。
造血器疾患
<主な症状>
めまい、ふらつき、息切れ、動悸、疲れやすい、頭痛
・鉄欠乏性貧血
体の中で赤血球の成分であるヘモグロビンを作るために必要な鉄が不足して起こる貧血のことです。出血や鉄の摂取不足、妊娠、薬の影響などが原因になります。
過度な偏食やビタミンC不足などには、レバーや赤身の肉魚、大豆や緑黄色野菜も積極的に摂取するようにします。治療は原因をとりのぞき、鉄剤などの薬物療法が基本となります。
腎泌尿器疾患
<主な症状>
頻尿、残尿感、排尿時の痛み、尿が白く濁る、尿に血が混じる
・膀胱炎、尿道炎
尿をためる膀胱で菌が増殖することで起こります。トイレを我慢する、体の抵抗力が落ちる、脱水になるなどは発症リスクを高めます。多くの場合、大腸や直腸からの腸内細菌が原因となります。女性は肛門と尿道口が近いため細菌が入りやすく膀胱炎になりやすい傾向があります。
尿検査や尿培養検査を行います。必要に応じて超音波検査を行うこともあります。
治療は抗生物質の内服が基本です。十分な水分摂取を心がけます。
注意点
目次に記載の疾患以外の内科疾患の診察は行っておりません。
自律神経失調症・不安神経症・心身症などの心療内科疾患・精神科疾患の診察は行っていません。
不明熱・原因不明のせき・胸痛などの精密検査も行っておりません発熱患者さまで検査希望(新型コロナウイルス抗原検査・インフルエンザ抗原検査)の方は発熱外来でご予約ください
新型コロナウイルス抗原検査・インフルエンザ抗原検査以外の感染症の検査は行っておりません。
発熱外来では原則かぜ症状のみが対象です。
胃腸炎症状で検査希望の方は15歳以上となります。
発熱外来は不明熱を精査する外来ではありませんので、ご注意ください。
診療内容
皮膚科
赤ちゃんからご高齢の方まで、湿疹や水虫(足白癬)などの内科的な皮膚疾患、皮膚腫瘍などの外科的な皮膚疾患に対応しております。専門領域【下肢静脈瘤・皮膚腫瘍の日帰り手術、青アザ(異所性蒙古斑・太田母斑)・茶アザ(扁平母斑)・外傷性刺青、赤アザ(単純性血管腫・イチゴ状血管腫)・赤ら顔(酒さ・毛細血管拡張症)の保険診療でのレーザー治療】は各ページをご参照ください。
- ※1:爪の肥厚(盛り上がった爪)の診察は行っておりません。
- ※2:巻き爪・陥入爪の手術は現在は行っておりません。
内科
15歳以上より診察
※かぜ症状の方は6歳以上より診察(検査希望なしの方は内科順番予約/検査希望の方は発熱外来でご予約ください)- ※1:詳細ページの目次に記載の疾患以外の内科疾患の診察は行っておりません。
自律神経失調症・不安神経症・心身症などの心療内科疾患・精神科疾患の診察は行っていません。不明熱・原因不明のせき・胸痛などの精密検査も行っておりません。 - ※2:発熱患者さまで検査希望の方は発熱外来でご予約ください。
発熱外来では原則かぜ症状のみが対象です。胃腸炎症状で検査希望の方は15歳以上となります。
発熱外来は不明熱を精査する外来ではありませんので、ご注意ください。
- ※1:詳細ページの目次に記載の疾患以外の内科疾患の診察は行っておりません。
アレルギー科
【花粉症(アレルギー性鼻炎・結膜炎)、喘息のみ】アレルギー疾患は、様々な診療科の疾患が合併するのが特徴です。
花粉症(アレルギー性鼻炎・結膜炎)、喘息のみ診察しております。
※アトピー性皮膚炎、蕁麻疹などの皮膚疾患は、皮膚科の当日の順番予約で受付してください。下肢静脈瘤 日帰り手術
宮城県(名取市、仙台市、岩沼市など)のクリニックで唯一、下肢静脈瘤血管内焼灼術・下肢静脈瘤血管内塞栓術の日帰り手術をしております。下肢静脈瘤でお悩みの方は是非ご相談ください。
皮膚 日帰り手術
頭のてっぺんから足のつま先まで、皮膚のできものでお悩みの方はお気軽にご相談ください。多くのできものは日帰り手術で取ることができます。
レーザー・たるみ外来
当院では、Qスイッチ・ルビーレーザー、色素レーザー(Vビーム)、キセノン光線治療機(C-IPL:Cooling Intelligence Pulse Light)、CO2レーザー、ボルニューマーといった各種レーザー・たるみ治療器を取り揃えております。
ヒアルロン酸・ボツリヌス毒素外来
ヒアルロン酸は元々体内にある成分のヒアルロン酸を注入し、皮膚をふくらませ、ほうれい線(鼻唇溝)やしわを改善する施術です。
ボツリヌス毒素の局所療法は、表情筋の緊張を和らげ、しわを目立たなくする効果が期待できます。
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