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アレルギー科
【花粉症(アレルギー性鼻炎・結膜炎)、喘息のみ】

当院のアレルギー科診療について

アレルギー疾患は、様々な診療科の病気が合併することが特徴です。例えば、皮膚科の病気であるアトピー性皮膚炎に耳鼻科の病気であるアレルギー性鼻炎(花粉症など)、内科の病気である喘息が合併することはよくございます。特にスギ花粉の季節には、耳鼻科の病気であるアレルギー性鼻炎(花粉症)に眼科の病気であるアレルギー性結膜炎が合併するのは皆さまもご存知なことと思います。
近年はアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎(花粉症など)、喘息、アレルギー性結膜炎などのアレルギー疾患の増加に伴い、診療科の垣根を超えて横断的に診断、治療を行うアレルギー専門医の必要性が高まっております。残念ながらアレルギー疾患の専門家であるアレルギー専門医はまだ少ない状況が続いております。
私は開業後も東北医科薬科大学病院の臨床講師としてアレルギーセンターの一員でもありますので、花粉症(アレルギー性鼻炎・結膜炎)、喘息ついてご相談ください。名取市内の方はもちろん、仙台市太白区、仙台市青葉区、仙台市宮城野区、仙台市泉区、岩沼市などは近くですので、お気軽に当クリニックにお越しいただければ幸いです。

※1 花粉症(アレルギー性鼻炎・結膜炎)、喘息のみ診察しております。
※2 アトピー性皮膚炎、蕁麻疹などの皮膚疾患は、皮膚科の当日の順番予約で受付してください。

主な症状

  • くしゃみ、鼻水、鼻づまり
  • 目のかゆみ、充血、腫れ

当クリニックで扱っているアレルギー疾患

アレルギー性鼻炎

わが国でアレルギー性鼻炎全体の有病率は増加を続け、現在では50%を超えており国民病と言えるでしょう。 最大の要因である、スギ花粉症の有病率は40%近くまで増加しております。スギ花粉が飛散する季節(2月から4月)は点鼻薬や飲み薬で治療をしても症状を抑えられないことも珍しくございません。 当クリニックはスギ花粉やダニに対してアレルゲン免疫療法を実施しております。シダキュア®というスギ花粉を原料としたエキスやミティキュア®というダニを原料としたエキスを少量から服用することによって体を慣らし、スギ花粉やダニに対して免疫を高めます。運転手さんなどお仕事の関係で抗ヒスタミン薬を飲めない方や眠気のため抗ヒスタミン薬を飲まない方も、シダキュア®舌下投与やミティキュア®舌下投与によるアレルゲン免疫療法で症状の改善が期待できます。
重症例のスギ花粉症に対しては、2月から5月にIgE抗体と肥満細胞の結合を阻害することによりアレルギーの原因となるヒスタミンなどの化学物質の放出を抑制するゾレア®(オマリズマブ)を皮下注射する治療を行うことができるようになりました。 名取市内の方はもちろん、仙台市太白区、仙台市青葉区、仙台市宮城野区、仙台市泉区、岩沼市などはお近くですので、お悩みの方は是非ご相談ください。

シダキュア®舌下投与によるアレルゲン免疫療法の実際の流れ

  1. 1. 初診日

    採血し、スギ花粉症の検査をします。

  2. 2. 初回投与日

    採血の結果が出た後になるので、初診日から1週間以降後になります。また、治療開始時期はスギ花粉が飛散していない時期になるため、6~12月になります。
    初回投与は、クリニックで医師の指導のもとに、ご自身でお薬を投与していただきます。
    投与した後は30分間、経過を見るために待合室で、お待ちいただきます。

  3. 3. 定期処方

    1日1回、3~5年間継続して服用します。
    経過観察とお薬の処方のために、月1回クリニックに通院していただきます。

注意事項

  • ・ 対象年齢 12歳以上(当クリニックの場合)
  • ・ 服用後、2時間は激しい運動、アルコール摂取、入浴などは避けてください。
  • ・ 主な副作用
    ほとんどは軽症で、一時的なものです。代表的なものは下記になります。
    各種アレルギー症状(口が腫れる、のどの刺激感や不快感、耳のかゆみなど)、アナフィラキシーショックなど

ミティキュア®舌下投与によるアレルゲン免疫療法の実際の流れ

  1. 1. 初診日

    採血し、ダニアレルギーの検査をします。

  2. 2. 初回投与日

    採血の結果が出た後になるので、初診日から1週間以降後になります。
    初回投与は、クリニックで医師の指導のもとに、ご自身でお薬を投与していただきます。 投与した後は30分間、経過を見るために待合室で、お待ちいただきます。

  3. 3. 定期処方

    1日1回、3~5年間継続して服用します。経過観察とお薬の処方のために、月1回クリニックに通院していただきます。

アレルギー性結膜炎

季節性に症状が出るものを季節性アレルギー性結膜炎、一年中症状が出るものを通年性アレルギー性結膜炎と言います。季節性アレルギー性結膜炎のうち、花粉によって起きるものは花粉性結膜炎とも言います。
治療は抗アレルギー薬や副腎皮質ステロイドの点眼液が第一選択です。スギ花粉による花粉性結膜炎の場合、前述のシダキュア®舌下投与によるアレルゲン免疫療法で症状が改善が期待できます。名取市内の方はもちろん、仙台市太白区、仙台市青葉区、仙台市宮城野区、仙台市泉区、岩沼市などはお近くですので、お悩みの方は是非ご相談ください。

気管支喘息

喘息は、呼吸するときの空気の通り道(気道)が、アレルギーなど炎症によって敏感になり、けいれんを起こしてせまくなることで起こります。
喘息の症状は、空咳、のどが「ゼーゼー、ヒューヒュー」という喘鳴、発作性の激しい咳、痰、呼吸困難、胸の痛み、動悸、息切れ、背中のはり、などがあります。 慢性疾患であり、定期的な通院が望ましいです。ステロイド吸入薬を中心とした治療となります。

※小児喘息についてはネブライザーを使用せずに吸入薬を使用可能な方から診察しております。

咳喘息

喘息の一種で、喘鳴や呼吸困難を伴わず、慢性的なせきが症状です。ステロイド吸入薬を中心とした治療となります。

診療内容

  • 皮膚科

    皮膚科

    赤ちゃんからご高齢の方まで、湿疹や水虫(足白癬)などの内科的な皮膚疾患、皮膚腫瘍などの外科的な皮膚疾患に対応しております。専門領域【下肢静脈瘤・皮膚腫瘍の日帰り手術、青アザ(異所性蒙古斑・太田母斑)・茶アザ(扁平母斑)・外傷性刺青イレズミ、赤アザ(単純性血管腫・イチゴ状血管腫)・赤ら顔(酒さ・毛細血管拡張症)の保険診療でのレーザー治療】は各ページをご参照ください。

    • ※1:爪の肥厚(盛り上がった爪)の診察は行っておりません。
    • ※2:巻き爪・陥入爪の手術は現在は行っておりません。
  • 内科

    内科

    15歳以上より診察
    ※かぜ症状の方は6歳以上より診察(検査希望なしの方は内科順番予約/検査希望の方は発熱外来でご予約ください)

    • ※1:詳細ページの目次に記載の疾患以外の内科疾患の診察は行っておりません。
      自律神経失調症・不安神経症・心身症などの心療内科疾患・精神科疾患の診察は行っていません。不明熱・原因不明のせき・胸痛などの精密検査も行っておりません。
    • ※2:発熱患者さまで検査希望の方は発熱外来でご予約ください。
      発熱外来では原則かぜ症状のみが対象です。胃腸炎症状で検査希望の方は15歳以上となります。
      発熱外来は不明熱を精査する外来ではありませんので、ご注意ください。
  • アレルギー科

    アレルギー科
    【花粉症(アレルギー性鼻炎・結膜炎)、喘息のみ】

    アレルギー疾患は、様々な診療科の疾患が合併するのが特徴です。
    花粉症(アレルギー性鼻炎・結膜炎)、喘息のみ診察しております。
    ※アトピー性皮膚炎、蕁麻疹などの皮膚疾患は、皮膚科の当日の順番予約で受付してください。

  • 下肢静脈瘤 日帰り手術

    下肢静脈瘤 日帰り手術

    宮城県(名取市、仙台市、岩沼市など)のクリニックで唯一、下肢静脈瘤血管内焼灼術・下肢静脈瘤血管内塞栓術の日帰り手術をしております。下肢静脈瘤でお悩みの方は是非ご相談ください。

  • 皮膚 日帰り手術

    皮膚 日帰り手術

    頭のてっぺんから足のつま先まで、皮膚のできものでお悩みの方はお気軽にご相談ください。多くのできものは日帰り手術で取ることができます。

  • レーザー・たるみ外来

    当院では、Qスイッチ・ルビーレーザー、色素レーザー(Vビーム)、キセノン光線治療機(C-IPL:Cooling Intelligence Pulse Light)、CO2レーザー、ボルニューマーといった各種レーザー・たるみ治療器を取り揃えております。

  • ヒアルロン酸・ボツリヌス毒素外来

    ヒアルロン酸は元々体内にある成分のヒアルロン酸を注入し、皮膚をふくらませ、ほうれい線(鼻唇溝)やしわを改善する施術です。
    ボツリヌス毒素の局所療法は、表情筋の緊張を和らげ、しわを目立たなくする効果が期待できます。